Swim-tv

水泳の総合情報サイト! ニュースからショップまで、水泳に関する情報が満載!

定番チャンネル

番組表



水泳のアンビリバボーな話

第5話

レース前

ある関東の高校時にまあまあ大きな大会に参加しました。
練習の甲斐があり、決勝まで進みました。
練習に練習を重ね、泳ぎこみもバッチリで、インターハイを狙っていましたから気合もいも十分でした。

音楽が鳴り、いざ!決勝に!
曲は「ファイナルカウントダウン」
燃えに燃えていました。自分に酔い、音楽にのって足並みも合わせていたと思います。
1コースから順にアナウンスコールが流れ鼓動は絶頂です。

私は7コース
6コースのアナウンスの後、体操をしズボンを脱いだら、応援席から笑い声が…。
何だろう?何も分からなかった…。
気にもしなかった…。

7コース、自分のコールが終わった時、水着の紐を結ぼうとして
「唖然」っとしました。

なんと「パンツだったのです」

一瞬のうちに、今までの様相が頭を駆け抜けました。
燃えに燃え自分に酔い、音楽にのって足並みも合わせていた自分。意気揚々に行進していた自分。
またコールの時に手をあげた自分。笑われた自分。

それこそ、鼓動は最高潮だった。

仲間には、笑いで済ませたが、今も考えると胸が痛くなります。
それからというもの
「ファイナルカウントダウン」を耳にすると「パンツ」がきになります。

本当に自分にアンビリバボーだった経験です。

S県のO宮公園でNです