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【いだてん】北島康介、“フジヤマのトビウオ” 古橋廣之進役で“大河俳優”デビュー

2019年8月9日(金曜日)12時51分 配信

NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に、競泳五輪金メダリストの北島康介氏が、“フジヤマのトビウオ”の異名をとった競泳界の国民的ヒーロー、古橋廣之進(ふるはし・ひろのしん)役で出演することが発表された。北島氏は今回が初めてのドラマ出演。第40回(10月20日放送)に登場予定。

北島氏は実在の古橋氏と面識があり、「古橋先生は僕が初めて代表入りしたときの会長でいらして、選手の僕たちをサポートしていただきました。おそらく僕が古橋先生のことを直接知っている最後の世代で、古橋先生から厳しいお言葉だけでなく、水泳に対する思いやここに至るまでのお話を聞く機会が多くありました」と振り返る。
『いだてん』からの出演依頼に、北島氏は「ドラマ出演のオファーがくるとは想像もしていなかったので驚きましたが、古橋先生の役ということだったので快くお受けしました」と経緯を説明。
北島氏といえば、2004年のアテネ五輪と08年の北京五輪の平泳ぎで金メダルを獲得したが、劇中ではクロールを披露。「昔の泳ぎ方を少しまねしながら泳がせてもらいました。古橋先生が泳いでいる映像とは状況が違うのでそのあたりが少し難しかったですけれど、楽しく盛り上げていただいて良い時間を過ごすことができました。できあがりが楽しみです」と語った。
同ドラマは、日本人選手として初めてオリンピックに出場したマラソンの金栗四三(中村勘九郎)と、日本で初めてオリンピック招致(1964年東京大会)を実現させた田畑政治(阿部サダヲ)の生き様を描きながら、日本とオリンピックの歴史をひも解く。

古橋廣之進は、田畑と同じ浜松生まれ。小学生のときから数々の記録を塗り替え、「豆魚雷」と呼ばれた。敗戦国の日本は1948年ロンドンオリンピックに参加できなかったが、田畑が同日程で開催した日本選手権に自由形で出場。ロンドンオリンピックの金メダリストの記録を上回る世界新記録を樹立し、一躍、極貧に苦しむ日本の国民的ヒーローとなった。古橋の泳ぎは国境を越えて勇気と感動を与え、アメリカの新聞は“フジヤマのトビウオ”と称賛したエピソードが残っている。
北島氏は「僕より下の世代やこれからの水泳界・スポーツ界に、古橋先生がこういう人だったんだということを少しでも伝えられたらと思います。また、来年の東京オリンピックに向けて、自分自身も水泳の歴史を知るきっかけになってありがたかったです」と、感慨もひとしおだ。

■阿部サダヲのコメント
北島康介さんがクロールで泳ぐ姿は撮影で初めて拝見したのですが、速い、速い! お芝居もなんでもやってくださり、チーフ演出のむちゃぶりにも応えていらっしゃいましたよ(笑)。撮影に入る前に田畑政治さんと古橋廣之進さんの出身地である浜松に行ったのですが、皆さん、古橋さんのことはよくご存じで、いかに慕われているかを実感しました。ちなみに、田畑さんのことはその時はまだあまり知られていなくて、古橋さんを紹介する施設の一角に、田畑さんのコーナーがありました(笑)。そんな国民的ヒーローを、誰もが知っている金メダリストで、しかも実際に古橋さんに指導された北島さんが演じてくださるのはおもしろいと思います。

オリコンニュースより

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