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池江璃花子が紅白審査員に内定…2020年東京五輪の顔に白羽の矢

2018年11月26日(月曜日)09時02分 配信

競泳の池江璃花子(18)=ルネサンス=が、大みそかのNHK「紅白歌合戦」で審査員に内定したことが25日、分かった。例年その年に顕著な活躍をしたアスリートが出演しているが、今年はジャカルタ・アジア大会でアジア女子として史上初の6冠を達成するなど、20年東京五輪の顔に白羽の矢が立った。

池江は今年だけで、個人として合計14個の日本記録(長水路)をマーク。8月はパンパシフィック選手権(辰巳)の100メートルバタフライで主要国際大会初となる金メダルを獲得し、アジア大会では6冠。若くして日本競泳界を代表する存在となった。

アスリートの審査員は昨年は村田諒太(ボクシング)と村上茉愛(体操)が務めた。16年には大谷翔平(当時日本ハム)のほか、リオ五輪男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介、レスリングで五輪V4の伊調馨が名を連ねた。正式に決まれば、競泳界からは萩野以来2年ぶりの名誉だ。

池江はこの日、東京スイミングセンター招待記録会(辰巳国際水泳場)に出場し、18年の全レースを終えた。50メートル背泳ぎは28秒20、同自由形では25秒35で“2冠締め”。12月は米アリゾナ州フラッグスタッフで高地合宿を行い、年末に帰国。年明けには豪州合宿を予定しており、来年7月の世界水泳(韓国・光州)、五輪本番へと鍛錬は続く。

「今年は結果に見合う練習の頑張り、努力をしてきた自信はあった。この気持ちのまま冬も乗り越えていければ、来年も結果がついてくると思う」。一流アーティストの歌声に耳を傾けながら、充実の一年を締めくくる。

◆池江 璃花子(いけえ・りかこ)2000年7月4日、東京・江戸川区生まれ。18歳。淑徳巣鴨高3年。ルネサンス所属。姉と兄の影響で3歳から水泳を始め、専門は自由形とバタフライ。15年世界選手権は14年ぶりの中学生代表に。16年リオ五輪は日本勢最多の7種目に出場した。18年アジア大会では日本勢の1大会最多記録を塗り替える6個目の金メダルを獲得。チョコレートが大好物。170センチ、57キロ。

スポーツ報知より

 

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