顔に水がかかるのがイヤ
子どもは、本来は水が大好きなんです。はじめは水に対しての理解が無い為、水を怖がる傾向があります。よく家のお風呂でも、シャンプーがイヤだ!シャワーがイヤだ!という子、多いですよね。これは顔に水がかかることによって、目・鼻・口・耳とあらゆる箇所に水が入るのを恐れている為です。平気な子どもは、この事を体験して学んで、自分で理解しているから平気なだけです。嫌がる子どもへのアプローチは様々ですが、まずは水は怖くないよ!ということを理解させてあげましょう。そして、はじめは手のひらに水を少しくんで、目をつぶったままの顔つけの練習をお風呂の中でやりましょう。子どもとのスキンシップにもなり、かなりの効果が期待できます。ここで重要なのは、挑戦する勇気を褒める事!出来た時にはそれ以上に褒めてあげる事!これがとても大切です。誰でも大人になればシャンプーや顔洗いが平気になりますよね。こんなことは難しくないんだ、簡単なんだと、励ましながら頑張ってみましょう。アッという間に、凄く上達しますよ!
親と離れるのがイヤ
スイミングで見かける光景の中で、最も多いのが、この「親と離れるのがイヤ」という場面です。今まで可愛がり、甘えてきた子どもが、スイミングに通うようになると、一人で誰も知らない集団の中に入るわけですから、親と離れたくないと泣いてしまうのも無理はないでしょう。今までの生活の中で、大勢の人達の中で育ってきた子どもは、こういった環境には慣れているのですが、家でお母さんといつも一緒だった子どもには、かなり辛い体験になります。
まずは、こうなると予想される場合には、早い段階で、普段の生活環境を変えることが必要です。公園に遊びに行って友達を見つけるとか、保育園では、園庭開放も実施している園も多いと思います。こういった他の人間との関わり経験を積むことも重要なポイントです。
あとは、親も子どもから離れることです。スイミングに預けた以上、コーチに任せて、お母さんはギャラリーなどで見学する、もっときつく言えば、見学もしない。保護者の方もツイツイ家の子が泣いているから・・・といってプールサイドまで迎えに行くようでは、困ったものですよ!子どもも必死で頑張ろうとしますので、お母さんも頑張らないといけませんね!そのうち、水やコーチが大好きに変わります!もうしばらくの辛抱ですね。
なかなか合格しないからイヤ
進級テストになかなか合格しないからイヤだ~とスイミングを止めてしまう子も多くなってきているようです。昔は、絶対最後まで頑張りなさい、と言われてきた子どもも多かったと思いますが、最近では、色んな習い事もあるので、じゃあもういいか、という感じで止めてしまいがち・・・これではイヤになったら何でも止めてしまえ~では将来困るでしょう。ずっと水泳を続けなさい、とは言いませんが、ある程度、一人で泳げるようになるまでは頑張りましょう!踏ん張る心が無いと厳しい社会の中で潰れてしまいますよ。頑張って!!