15年程前、私は東北地方に住んでいました。
当時大学生だった私は、当然水泳部に所属していましたが、練習もせず、
当時付き合っていた彼女と遊んでばかりいました。
しかしある日、彼女に「試合に応援に行きたい」 と言われ私は大慌て!
なにしろ半年近くプールに入っていないのです。
だからといってかっこ悪いところも見せられないし・・・。
そこで私は専門外のバタフライに出場することにしたのです。
理由は簡単。
出場選手の最も少ないバタフライだと、決勝に残れる可能性が最も高いと思ったのです。
100Mは泳ぎきる自信がなかったので50Mに出場。結構余裕をかましていました。
予選が始まり、召集場にいくと50Mバタフライ出場選手は全部で10名
。コースは9コースまであったので、予選敗退者は1名、しかも私の隣のコースは小学生。
「よっしゃ!!」
私は心の中で何度もガッツポーズです。
レースが始まり、前半を軽く入った私は隣のコースをチラッと見ると・・・・。
体半分の差で負けています。「ヤバイ!!」後半は必死です。
ラストはもがきながらも必死にタッチ。タイムは・・・・。
小学生に0.2秒負けています。(死にたい)
結局小学生が9番目で決勝に残り、私だけが予選落ち。
彼女にも部員にも笑われ、本当に最悪な一日でした
。みなさん、水泳に大切なことは日々努力ですよ!!