チャレンジ コース |
16級 | ■正しい板キック
いよいよ、チャレンジコースです。この16級では、前回から練習してきたビート板を使った板キックのレベルアップ級です。スムーズな脚の動きと同時に、何回も反復練習が出来る体力も必要となります。キックが上手くリズム良く打てないと、クロールも進まなくなりますので、ここでしっかり練習し、速く進めるキックを習得しておきましょう。
保護者の方へ・・・この辺りから、少し練習量が増えます。疲れもあるかと思いますので、十分な睡眠を取るよう心がけてください。
| 25m |
2個 |
15級 | ■グライドキック
グライドキックはけのび姿勢からキックをうち進むことをいいます。よくスタートの際、けのびからグライドキックが入ってきます。クロールの泳ぎでも、グライドキックから腕のストローク(クロールでの腕の回し方)に入っていきますので、重要なポイントです。7m以上、しっかり泳げるように頑張ってください。
コーチの方へ・・・けのびと同様、姿勢チェックは重要です。これを見落とすと、子どもが後で辛い思いをするので、しっかり教えてあげましょう。水中で鼻から息を吐いているかもチェックしてください。 |
7m |
2個 |
14級 | ■グライド背面キック
グライド姿勢での背面キックは、きおつけ背面キックより高度になります。特に腕を頭の後ろに組む姿勢は、肩の柔軟性に左右される為、硬い子どもには難しい種目です。背泳ぎのキック練習ですので、今のうちにしっかり練習しておきましょう。キックの注意点は、きおつけキックと同様です。
コーチの方へ・・・板キックは練習開始のウォーミングアップによく使いますが、グライド背面キックは忘れがち。ここでマスター出来たグライド背面キックは、復習を兼ねて板キックと同様多く取り入れてあげましょう。
| 25m |
2個 |
13級 | ■ノーブレクロール
いよいよクロールのストローク練習に入っていきます。ここでは息継ぎをせず、呼吸を止めて泳ぎます。呼吸法はこの後で練習しますので、今はストロークがスムーズに出来るか練習する必要があります。ストロークをスムーズにする為には、肩の柔軟性はもちろん、体のローリング(中心軸をしっかり固定し、左右に回転させるドリルのような動き)が重要となります。ローリングが出来ないと、次の呼吸で困りますので、この時点で、しっかり体を使った泳ぎが出来るように練習しましょう。腕の動かし方は腕を伸ばした状態で、グルグル回すコンティニアスクロールがオススメです。この時期は、子どもの成長で飛躍的に向上する神経系統が発達する時期ですので、リズムを止めて泳ぐキャッチアップクロールではなく、リズムを止めないコンティニアスクロールを行いましょう。姿勢矯正やストローク矯正は、もっと後でも十分出来ます。今はリズムで泳ぐことを覚えさせてあげましょう。
保護者の方へ・・・ストローク練習は、鏡の前で練習すると、腕の動作を確認しやすいので、お家でやってみましょう。
| 10m |
1個 |
12級 | ■片手クロール(左右)
ここでは、クロールの呼吸法を習得する級になっております。呼吸法は泳ぐのにとても重要で、呼吸法が出来ないと泳げません。息継ぎが上手く出来ないと、すぐ苦しくなって立ってしまいます。この級では片手づつクロールのストロークを行い、呼吸法を覚えていきますので、時間をかけて練習しましょう。
コーチの方へ・・・鼻から息を吐きながら片手を回し、呼吸動作に入ります。ここで重要なポイントは、腕が前方から水をかき始め、後方に水を押し出す時に呼吸に入ることです。よくあるのが、キャッチの時点で、ローリングがはじまり、呼吸動作に入ってしまう子どもがいます。呼吸動作はキャッチからではなく、プルからプッシュ、リカバリーにかけて行いますので、早くローリングさせないように注意が必要です。
ストロークはストレートアームで行いましょう。焦って肘を曲げる練習はかえって泳ぎが小さくなってしまいます。この時点では大きく泳ぐことをオススメします。
練習方法は壁を使った練習がポイントです。ここを時間をかけて行うと、スムーズに泳げるようになります。横呼吸や片手クロールを始める前に、必ず、壁呼吸練習を入れましょう。リズムは「1・2・パー」くらいがいいでしょう。1ではじまり、2でプッシュし、リカバリーに入ってパーくらいがベストタイミングですね。
| 15m |
1個 |
11級 | ■クロールコンビ(3回に1回呼吸)
片手クロールが合格出来れば、いよいよクロールコンビです。ここでは左右呼吸を覚える為に、呼吸のタイミングはハイポ3回に1回で行います。呼吸は左右出来る方が体のバランスもよくなりますので、リズムを覚えましょう。
保護者の方へ・・・ここでは、水泳の基本のクロール練習ですので、合格までに時間がかかるところです。片手クロールがしっかり出来ていれば問題ないのですが、焦って急がせないようにしてあげてください。陸上では「歩く」=水泳では「クロール」ですので、じっくり習得させてあげましょう。
| 15m |
1個 |
10級 | ■背泳ぎコンビ(ヘルパー付き)
クロールコンビが合格出きると、次は背泳ぎコンビです。背泳ぎはグライド背面キックが上手く出来ていないと、姿勢保持が出来ていないので、泳ぎづらくなります。今までの復習ですが、しっかりキック練習を積んで、コンビネーションに繋げていきましょう。1・2のリズムで泳ぎ、両腕が上か下かでそろわないで泳ぎましょうね。
コーチの方へ・・・この時期はまだ小指から入水だ!と言わない方がいいですね。逆に力が入ってしまうおそれがあります。また、コンビネーションに入る前には、グライド背面キックはもちろんですが、手付け背面キックも練習に入れておきましょう。最後のプッシュの練習に役立ちます。 |
15m |
1個 |