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3日目決勝 熱血現場レポート

2012年4月4日(水曜日)22時59分 配信

昨日と違い本日は快晴で、三日目の準決勝・決勝レースが行われましたが、本日も熱い熱いレースの連続です。

女子100M背泳ぎ準決勝
寺川選手(ミズノ)がここで1分を突破し順当に1位通過です。
まだまだタイムを上げてきそうですね。
酒井選手(ブリヂストン)も前半から積極的なレースで派遣標準を突破。
そしてここで注目は大ベテランの稲田選手(セントラル)が派遣標準に迫る記録で泳いできました。
この3名の争いで明日の決勝はとても楽しみです。

女子200Mバタフライ準決勝
予選レース後のコメント通りに星選手(スウィン大教)が前半を1分00秒87で入り世界を見据えた果敢レースを展開し、
余裕の1番通過で駒を進めました。
明日の決勝での日本記録を期待したいです。

女子200M個人メドレー
ここに来て樋口選手(セントラル浦安)・高橋選手(日体大)が記録を大きく縮めてきました。
明日の決勝では加藤選手(山梨学院大)と3選手で記録を更にの伸ばして五輪切符を手に出来るかが注目です。
しかし、樋口選手のラストの自由形の速さは脅威です。

そして、いよいよ決勝レースです。
男女200M自由形では想像以上の白熱したレースでした
まずは男子では松田選手(コスモス薬品)が圧倒的な強さで見事に派遣標準を突破!
前半を51秒65で展開し後半でも更に他を引き離す強さでした。
しかし、今回は五輪リレーメンバーを決める為、上位4位に誰が入るかが重要です。
そこで小堀選手(能美SC)が終始、松田選手をマークして2位。
3位に外舘選手(イトマン)が粘りに粘って見事3位。
そして4位は石橋選手(中央大)と日原選手(あかやまSS)の大接戦で最後に切符を掴んだのは石橋選手。
非常に見応えのあるレースでした。
残念ながら5位になった日原選手にも素晴らしいレースでした。

女子200M自由形では、上田選手(キッコーマン)が自身の日本記録にあと僅かとなる1分57秒41で見事優勝!
伊藤選手(セントラル)・松本選手(日体大)が2位・3位と素晴らしいレースでした。
最後の4位争いは高野選手(イトマン)と五十嵐選手(横浜サクラ)との大接戦で高野選手が見事、五輪切符を手にしました。
五十嵐選手も大健闘。
まだまだ高校2年生、100Mにも期待です。

そして、女子100M平泳ぎです。
鈴木選手(山梨学院大)と渡部選手(JSS立石)との一騎打ちと思われましたが
渡部選手が前半から精彩がなく鈴木選手が1分6秒80の好タイムで優勝に五輪出場を決めました。
また、前半から飛びだした松島選手(セントラル)が粘りに粘って見事に2位で派遣標準記録を突破して五輪決定です。

最後は男子100M背泳ぎです。
入江選手がどこまで記録を伸ばしてくるかに注目が集まりましたが、見事に52秒91の好記録でロンドン五輪へ
駒を進めました。
また、古賀選手がまさかの派遣標準突破ならず、五輪出場の夢が断たれました。
大応援団の声援を受けレース途中までは良かったのですが、最後の最後で失速。
残念ながら五輪の切符を逃してしまいました。
しかし、すべてのレースが本当に興奮と感動に包まれ今日も会場は大盛り上がりでした。

以上、SWIM-TV現場特派員でした。

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