瀬戸大也「金メダル９９％取れる」４００ｍ個人メドレーで圧巻Ｖ　五輪本番へ「自信」

2021年6月4日（金曜日）08時37分 配信

「競泳・ジャパンオープン」（３日、千葉県国際総合水泳場）
男子４００メートル個人メドレーは１９年世界選手権金メダリストの瀬戸大也（２７）＝ＴＥＡＭ　ＤＡＩＹＡ＝が４分９秒８８で優勝した。
スタートから浮き上がると、瀬戸は得意のバタフライで軽やかに水を駆けた。一度も先頭を譲らず４００メートル個人メドレーで圧巻の優勝。４月の日本選手権より０秒８６遅れ「全然納得いくタイムじゃない」と振り返ったが、五輪本番へ「４００メートル個人メドレーは自信しかない」。言葉に力強さが戻ってきた。
体力の底上げを図るべく、高地合宿で追い込んできた。体は「疲労感の残る状態」だが、その中でまずまずの記録を残し「（タイムが）上がる余地はたくさんある」と瀬戸。五輪開幕まで５０日。「まだ５０日ある。ワクワクする」と充実感たっぷりに語り「しっかり自分が思い描くレースができたら、金メダルは９９パーセント取れると思っている」とも言い切った。
「残りの１パーセントを覆されないように、やるべきことをやりたい」。自信から確信へ。確かな準備の積み重ねこそ描く泳ぎの基盤となる。「五輪があると信じて自分ができることを準備したい」。脇目も振らず金ロードを進む。

デイリーより