2021年1月26日(火曜日)08時47分 配信
競泳の池江璃花子(20)=ルネサンス=が、2月20、21日に開かれる東京都オープン(辰巳国際水泳場)で、白血病からの復帰後初めてバタフライを解禁することが分かった。25日、大会のエントリーが公開され、池江は50、100メートルのバタフライに登録した。
池江は両種目で日本記録を保持しており、56秒08のタイムを持つ100メートルバタは最も得意としてきた種目だった。闘病を経て昨年8月に1年7か月ぶりにレース復帰を果たしたが、これまで種目は自由形に限定していた。バタフライは4泳法の中でも特に筋力、体力を必要とする種目でもあり、段階を踏んで慎重に練習を積んできた。
23日の北島康介杯で今年初レースに臨んだ。100メートル自由形では55秒35の4位に入り、五輪代表選考会を兼ねた日本選手権(4月3~10日、東京アクアティクスセンター)の参加標準記録(56秒53)を突破。出場資格を得ていた。次戦は2月のジャパンオープン(東京AC)の50メートル自由形に出場予定で、東京都オープンは復帰5戦目となる。ちなみに100メートルバタの日本選手権参加標準は1分0秒29。19年1月の三菱養和スプリント以来、約2年ぶりとなる本命種目で、どういう泳ぎを見せるか。
スポーツ報知より