2021年1月26日(火曜日)08時43分 配信
「競泳・北島康介杯」(24日、東京辰巳国際水泳場)
女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、昨年12月の日本選手権を体調不良で欠場した大橋悠依(25)=イトマン東進=は2分9秒86の大会新記録で優勝し、23日の400メートルと個人メドレー2冠を果たした。
150メートルのターンで寺村美穂(セントラルスポーツ)に先行されるも、最後の自由形で粘りを見せ、先頭でフィニッシュ。「先に行くのが見えたので、なんとか力を出し切って抜かせればと思った。ちょっとの差だけど勝ててうれしい」と笑顔で振り返った。
泳ぎ込みの時期である年末年始の練習がうまく積めなかったというが、東京五輪の派遣標準記録2分10秒49も突破。「(平井)先生とも9秒台でなんとか泳ぎたいと話していた。ほんの少しですが9秒台が出たので良かった」。代表選考会を兼ねた4月の日本選手権へ、前向きなレースとなった。
デイリーより