2021年1月19日(火曜日)08時36分 配信
競泳男子200メートル平泳ぎの前世界記録保持者・渡辺一平(23)=トヨタ自動車=が17日、合宿中の長野・東御市からオンライン取材に応じ、今年の抱負として「記録と共に記憶に残るスイマーに」を掲げた。
12月の日本選手権の同種目では2分7秒08の好タイムをマークして優勝。順調に地力がついていることを実感した。1月の北島康介杯はトレーニングを重視して回避し、2月のジャパンオープン、4月の日本選手権(五輪代表選考会)という試合スケジュールを組んだ。2月は自身の日本記録(2分6秒67)を、4月で世界記録(ロシアのチュプコフの2分6秒12)更新を狙う。「4月は世界のみんながびっくりするようなタイムを出したい。世界記録を出したこともあるが、なかなか記憶には残っていない。もっと残るレースを東京五輪で達成したい」
コロナの感染拡大で五輪への悲観論も高まる状況下。「いろんな意見があって当たり前。僕が今できることは、五輪が行われたときに金メダルを獲る準備をすること」と、競技に最大限集中する決意を示した。
スポーツ報知より