2020年11月16日(月曜日)08時45分 配信
短水路(25メートル)で争う競泳のチーム対抗戦、国際リーグ(ISL、ブダペスト)に参戦している東京フロッグキングスが15日、準決勝第2日に臨み、総合得点で4チーム中3位となって決勝には進めなかった。
初参戦の東京は予選リーグを10チーム中6位で突破した。勝ち残った8チームを4チームずつに分けて争う準決勝では、第1日を終えて3位。この日は逆転を狙ったが、1位のエナジースタンダード(パリ)、2位のロンドンロアーに及ばなかった。約1か月で5試合を消化するハードスケジュールを終え、北島康介GMは「目標の上位2チームに入るのはかなわなかったが、初参戦していろいろな収穫があった。貴重な経験をさせていただいた。選手たちとスタッフに感謝したい。十分なトレーニングを積めていない選手もいる中で、リーグ自体を楽しんでいると感じた。今後、水泳のあり方を大きく変えてくれるリーグになるのでは」と語った。
2年ぶりに国際大会に参戦し、予選4戦を含め400メートル個人メドレーでは5戦全勝だった萩野公介(ブリヂストン)は「この短期間での連戦は、非常にいい練習になった。勝つことは大事。勝ち切ることで自信を得ることもできる。日本選手権? 非常に楽しみです」と、復活へのステップを踏み、充実の表情を見せた。選手たちは近日中に帰国し、12月3日から始まる日本選手権(東京アクアティクスセンター)に臨む。
報知新聞より