瀬戸、萩野ら出場の競泳コナミオープン、前代未聞の“世界新で賞金３千万円”

2020年1月31日（金曜日）08時37分 配信

競泳のコナミオープン（２月１５、１６日・東京辰巳国際水泳場）が、前代未聞の超高額賞金レースになった。大会主催者は３０日、世界新記録を樹立した選手に３０００万円、日本新記録の選手に５００万円の賞金がコナミホールディングス社から贈られると発表した。
賞金は大会史上初めて。スポーツの記録にかかる高額賞金としてはマラソン日本新の報奨金１億円などの例があるものの、競泳では前代未聞だ。今月行われた北島康介杯は世界新１００万円、日本新１０万円。海外の賞金大会には昨年新設された国際リーグ（ＩＳＬ）などがあるが、ＩＳＬも１位は１万ドル（約１０８万円）だった。今回はケタ違いの額で、大会関係者は「モチベーションをもっと高めてもらって、今年の夏の五輪に向けて機運が高まれば。見る方にも一緒に応援して盛り上がってもらいたい」と説明した。
今大会は、東京五輪代表選考会を兼ねる４月の日本選手権に向けた強化の一環として多くのトップ選手が出場予定。男子の瀬戸大也（ＡＮＡ）や萩野公介（ブリヂストン）、女子の大橋悠依（イトマン東進）らがエントリーしており、大会関係者は「ぜひこのチャンスをモノにしてもらいたい」と期待を寄せた。