瀬戸大也「同じ色を目指してやっている仲間」桃田賢斗の早期復帰へエール

2020年1月18日（土曜日）08時55分 配信

競泳男子の２種目で東京五輪代表に内定している瀬戸大也（２５）＝ＡＮＡ＝が１７日、２０２０年初戦である国際水泳連盟（ＦＩＮＡ）のチャンピオンズシリーズ（ＣＳ）北京大会（１８、１９日）へ向けて羽田空港から出発した。同じ１９９４年生まれでバドミントンの桃田賢斗（２５）＝ＮＴＴ東日本＝が海外遠征中に事故にあったニュースに「一日も早く回復してほしい。五輪まで日数も少ないので」と早期復帰を願った。

世界トップで戦う者同士。五輪への強い思いが誰よりも分かるからこそ、瀬戸は慎重に、でも真っすぐな言葉でエールを送った。
桃田とは１９年末にプライベートで会う機会があり「すごく気が合う」と親しくなった。テレビで見た瀬戸のトレーニングに桃田が興味を持ち導入するなど、共通点も多かったという。事故の前日にもラインで「また２人で晩飯行こうぜ」などと連絡を取ったばかりだっただけに、報道を見て衝撃を受けた。その後は桃田を気遣いラインで「『なんとか大丈夫』ということだったので、早く良くなってねと」と控えめに思いを伝えた。
刻一刻と五輪本番が迫る中「同じ色を目指してやっている仲間。早く良くなることを祈っているし、自分たちは自分たちのことをしっかりやりたい」と瀬戸。力強く泳ぐ姿で、共闘の思いを届ける。

デイリーより