競泳男子の孫楊に資格停止最長8年求める　WADA

2019年11月13日（水曜日）12時23分 配信

スポーツ仲裁裁判所（CAS）は12日、ドーピング検査を妨害した疑いが持たれている競泳男子の五輪金メダリスト、孫楊（中国）に対し、世界反ドーピング機関（WADA）が最短2年、最長8年の資格停止を求めていることを明らかにした。WADAは孫楊と、その行為を不問とした国際水泳連盟（FINA）を相手取ってCASに提訴している。
孫楊の聴聞会は、15日にスイスのモントルーで一般公開の中で実施される。
昨年9月に孫楊の自宅で行われたドーピング検査では検体が採取できなかった。FINAは手続きに不備があったとして規定違反を認めなかったが、WADAは孫楊が検査を拒否したと主張している。

時事通信より