2019年8月2日(金曜日)09時08分 配信
7月に行われた競泳の世界選手権の男子200メートルメートル自由形で銀メダルを獲得した松元克央(22)らが1日、所属先のセントラルスポーツが千葉県習志野市に開業した「セントラルフィットネスクラブ谷津」の記念式典に出席した。
創業50周年を記念してオープンした同施設は、50メートルの長水路プールに加えてウエイトルーム、寮や食堂も完備。これまで短水路プールで練習していた松元らは新たな練習拠点を手に入れ「東京五輪でのメダルの可能性を広げるためにつくって頂いたと思っている。この環境を当たり前だと思わず、感謝の気持ちを持ってやっていきたい」と語った。
式典には習志野市出身のクラブOBで、88年ソウル五輪男子100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地スポーツ庁長官(52)も出席。世界選手権の活躍を祝福された松元は「そういった言葉をいただくと、ここまで来たということを実感する。凄いことをしたんだなって少し思いました」と照れ笑いした。
最後はクラブ所属のジュニア選手たちとリレーで交流。同じセントラルスポーツ所属で体操の世界選手権代表の谷川航(23)、萱和磨(22)らが声援を送る中、「カツオ」の愛称を持つ松元は大差を大逆転する活きの良い泳ぎも披露した。「オリンピックへの練習はもう始まっているので、誰にも負けたくないと思った」と茶目っ気たっぷりに胸を張り、1年を切った東京五輪へ「銀の上は金しかないので。(師事する)鈴木(陽二)先生に金メダルをかけたい」と誓った。
スポニチアネックスより