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瀬戸大也、五輪も主将“続投”宣言

2019年7月30日(火曜日)08時57分 配信

世界水泳(韓国・光州)200メートル&400メートル個人メドレーで2冠を達成した瀬戸大也(25)=ANA=ら競泳日本代表が29日、羽田空港に帰国した。

両種目で東京五輪に内定した瀬戸は、初の金メダルへ五輪でも主将“続投”を宣言。自身も出場するW杯東京大会(8月2日~)で復帰予定の16年リオ五輪400メートル個人メドレー金メダリスト・萩野公介(24)=ブリヂストン=にエールを送った。

3つのメダルを首から下げた瀬戸は「重いっすね」と充実の表情を見せた。200メートルバタフライで銀、個人メドレーでは2冠を達成し、両種目で五輪に内定。日本勢の同一大会2冠は03年の北島康介以来となり「3種目とも手応えがある。五輪につながる」とうなずいた。

喜びもつかの間、3日後の8月2日からはW杯東京大会(~4日、東京・辰巳国際水泳場)の400メートル個人メドレーに出場する。同大会では、3月から不振による休養後、6月に再始動した永遠のライバル・萩野が200メートル自由形と200メートル個人メドレーで復帰する。直接対決こそないものの、瀬戸にとっては「ずっと意識する相手」。世界水泳の前は「『頑張ってきて』とLINEをもらった」と明かした。

五輪代表は来春の日本選手権で、日本水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破した上位2人が出場権を獲得。瀬戸が世界水泳の金で内定した個人メドレー2種目だけは残り1枠となっており「(萩野の)得意な個メの代表はあと1枠で、プレッシャーになったかな。メッセージ的に良かったかも」とエールを送った。

世界水泳では初めて男子主将を務め、東京五輪でも「任せてもらえたら。今回は主将のプレッシャーはなく、むしろいい結果だった。縁起がいい」と“続投”に意欲を示した。五輪では最も得意とする400メートル個人メドレー予選が初日の7月25日に行われる。リオでは萩野が同種目で大会の日本勢金メダル1号を獲得し、瀬戸も銅でダブル表彰台に。競泳陣は合計7つのメダルを獲得しており「五輪では何が何でも金を取って、日本チームを勢いづけたい」と決意を示した。

「五輪内定はうれしいけど通過点。ここからです」。今後は4月から本格的に開始した耐乳酸トレーニングなどで強化する。「人生で一番の山場」と位置づける1年を乗り越え、初の五輪金メダルへ泳ぎ続ける。(宮下 京香)

◆五輪での競泳主将 前回の16年リオデジャネイロ大会は金藤理絵が女子初の主将を務め、200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した。12年ロンドン大会の松田丈志は男子400メートルメドレーリレー銀メダル。08年北京大会は北島康介が2大会連続の平泳ぎ2冠を達成。04年アテネ大会は山本貴司が200メートルバタフライ銀、400メートルメドレーリレーで銅メダルを手にした。

スポーツ報知より

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