2019年7月24日(水曜日)14時55分 配信
【光州(韓国)=川峯千尋】韓国・光州で行われている競泳の世界選手権は24日、東京五輪で新たに採用される混合400メートルメドレーリレー予選が行われ、日本(酒井、小関、水沼、大本)は失格となり、今大会での五輪出場枠獲得を逃した。
予選12位までに入れば東京五輪での出場権を獲得できる大一番で、まさかのアクシデントが起きた。アンカーの大本が、第3泳者の水沼から引き継ぐ際にフライング。マイナス0秒03までは計測誤差としてみなされるが、0秒05速くスタートしてしまった。レース後、大本は「焦って跳んでしまった。まだリレーがあるのでこういうことがないようにしたい」と号泣した。
各国で男女の並びが違うため、どの種目を男女どちらが泳ぐかで大きく順位が変動する。男女で泳ぐ速さも違うため、引き継ぎのタッチのタイミングを計るのも難しい。第2泳者だった小関は「ミックス(混合)は女子から男子、男子から女子と引き継ぎがなかなかイレギュラーで、僕もいまだに慣れていない。個人的な意見では、もっと練習必要じゃないかなと思う。どんなパターンを組んでも大丈夫なように準備をしておかないといけない」と話した。
産経新聞より