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背泳ぎスタート器具の不具合 禁止一転固定で実施 入江は6位で決勝へ「条件は一緒」

2019年7月23日(火曜日)08時55分 配信

「競泳・世界選手権」(22日、光州)

競泳の男子100メートル背泳ぎ準決勝は、通常の16人ではなく18人で実施された。予選では、滑り止めのような役割を果たすスタート器具「レッジ」の不具合で2選手がやり直しとなる事態が発生。それにより、一度は各国に準決勝でのレッジ使用の禁止が伝えられたが、一転、固定の仕方を変えて使用が認められた。

予選後に「改善してほしい」と訴えていた入江陵介(イトマン東進)は“改善策”を施した準決勝を53秒13の全体6位で通過し「予選はちょっと影響あったけど、準決勝は大丈夫でした。みんな条件は一緒なので。今回は動かなかったです」と振り返った。
通常は高さを「5段階くらい」(入江)で調整が可能だが、今回は全員が同じ高さで、いつもより少し長めに設置されたという。
入江自身は「普通の大会ではあるものなので、なくなってもいいやと思っていた」とし、「みんなグダグダは言ってなかったですよ。条件は一緒だし」と気に留めていない様子だったが、練習の段階で「抗議をする」と言っていた国もあったという。
23日の決勝も同様の措置がとられた中でのレースが予想される。「大きな泳ぎでテンポを上げるイメージで泳ぎたい。52秒真ん中、昨季のベストを超えたい」と前向きに話した。

デイリーより

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