大橋悠依、日本選手権のリベンジ宣言　２００バタでも代表入り狙う　３０日からジャパンオープン

2019年5月30日（木曜日）08時55分 配信

競泳の世界選手権代表追加選考会となるジャパン・オープンが３０日から６月２日まで東京・辰巳国際水泳場で行われる。２９日は公式練習が行われ、女子代表主将の大橋悠依（２３）＝イトマン東進＝が、２００メートルバタフライでの代表入りに意欲を示した。

４月の日本選手権では、個人メドレー２種目で順当に代表入りを決めたが、３冠を狙った２００バタでは２位で、代表入りのボーダーラインである派遣標準記録も突破できなかった。「派遣を切るのにもう１回チャレンジしないと。自己ベストを狙っていく」とリベンジ宣言した。

選手権では勝っても思うようなタイムが出せず、涙を流す場面もあった。大会後の平井伯昌コーチとの話し合いでは「試合になるとあまり人と話さなくなる」と、不調がそのままレース前の姿に反映されてしまう点を指摘された。「試合のときに練習と（泳ぎが）違うと落ち込むし、人とあまり話さず、考え込んでしまう」。大橋自身も、精神面の課題に改めて気づいた。「もっと先生と話すとか、前向きに挑めるようにしたい。細かいことは考え過ぎず、思い切ったレースをしたい」と、吹っ切れた姿を見せるつもりだ。

スポーツ報知より