2019年5月14日(火曜日)18時18分 配信
国際水連が新設した競泳の賞金大会チャンピオンズシリーズ(CS)第2戦(ブダペスト)に出場していた男子200メートル平泳ぎの世界記録保持者・渡辺一平(22)=トヨタ自動車=が14日、羽田空港に帰国した。200平は2017年世界選手権金メダルのアントン・チュプコフ(ロシア)が2分8秒23で勝ち、第1戦(4月の広州大会)に続き2連勝を飾り、渡辺は2分8秒61で2位だった。
トレーニングの影響がある中でのレースだったが「広州のときより疲労度や筋肉痛もあったけど前のレースより強さをみせつけたいと思っていた。後半勝負という気持ちでいった」と、前半から飛ばす得意パターンとは逆の展開で、チュプコフを驚かせた。敗れはしたものの「彼も、こういうレースができるんだ、と頭に入ったと思う」と、7月の世界選手権(韓国・光州)に向けて揺さぶりをかけられたのが収穫だった。
男子200メートルバタフライでは2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの坂井聖人(23)=セイコー=が1分55秒40で2位。昨季は56秒台で停滞していただけに「自信もついたし、気持ちよく泳げた」とうなずいていた。
スポーツ報知より