2018年9月27日(木曜日)08時59分 配信
カナダアーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)連盟が2020年の東京オリンピックの事前キャンプ地として鈴鹿市の県営鈴鹿スポーツガーデンを使用することになり26日、県と実施協定を締結した。県内での事前キャンプ誘致は、四日市市のカナダ体操チームに続いて2例目となる。
同連盟のチーム約20人は、来年4月に東京で開催される国際大会ジャパンオープンと東京五輪の事前キャンプで同ガーデンを使用。県主催の歓迎会や、小中学校訪問で交流を深める。県は施設使用料を免除し、宿泊、交通費を負担する。
この日、県庁で鈴木英敬知事と同連盟チーフスポーツオフィサーのジュリー・ヒーリーさんが協定に調印し、鈴木知事は「精いっぱいおもてなしをして応援します」と歓迎。ヒーリーさんはキャンプ地に鈴鹿を選んだことについて「何よりプールが良い。知事夫人(武田美保さん)がシンクロナイズドスイミングのオリンピアンで、われわれが何を欲しているか、よく分かってくれていたことが決め手になった」と述べた。
同ガーデンにはアーティスティックスイミング競技兼用の飛び込みプール、トレーニングルームなどがある。
産経新聞より