2018年8月22日(水曜日)08時52分 配信
◇アジア大会第4日 男子200メートル平泳ぎ(2018年8月21日 インドネシア・ジャカルタ)
パンパシでは世界記録保持者・渡辺らの後塵(こうじん)を拝した小関が、がむしゃらな泳ぎでリベンジVを果たした。「ラストのことは何も考えずに前半から行った」という“暴走”で、前半100メートルは久しぶりの1分0秒台で泳いだ。最後の50メートルは33秒85と大失速し「ラスト20メートルは死ぬかと思った」と疲れた表情で話したが、何とか粘って渡辺の猛追を0秒01差しのいだ。
無謀に思えたレースプランを敢行するのは、瀬戸大也(ANA)が最近のレースで前半からぶっ飛ばす姿に「非常に感銘を受けて感動させてもらっている」から。目標はあくまで2年後の東京五輪での金。世界初の2分5秒台での決着を想定し、前半のスピード感を体に染みこませた。「勝ちは勝ちですから」と最後は笑い、今大会での5冠を宣言した。
スポニチアネックスより