2018年7月24日(火曜日)08時37分 配信
2020年東京五輪の開幕まで、24日であと2年。期待のアスリートたちが23日、続々と決意や思いを明かした。競泳日本代表の池江璃花子(18)=ルネサンス=は、両腕を広げた長さが16年リオ五輪時から2センチアップしたことが判明した。
池江はこの日、横浜国際プールでの関東高校大会100メートル自由形で、自身の日本記録に迫る53秒47をマークし1位。800メートルリレーは淑徳巣鴨高の第3泳者で優勝した。レース後、両腕を広げた長さを測ると186センチ。2年前より2センチも伸び、「えー!」と目を丸くし、「うれしい。もっと伸ばして水の中で生かしたい」と、笑みを浮かべた。
一般的に両腕の長さは身長と同じとされるが、池江の身長は172センチ。14センチも長く、比率の108%は、同104%だったと言われる五輪23冠の競泳界の怪物マイケル・フェルプス(米国)も超えた数値だ。筋トレに本格的に取り組み始めたことで体格も変化。関係者は「他の高校生と(体が)全然違う。上半身も大きくなっている」と、進化が止まらない。
8月にはパンパシフィック選手権(東京)が待ち受ける。最大のライバルと考えていた、同い年でリオ五輪100メートル自由形金メダルのペニー・オレクシアク(カナダ)は欠場となったが、「残念だけど、(パンパシで)強くなっている(自分の)姿を見せたい」と、闘志を燃やした。
スポーツ報知より