2018年7月23日(月曜日)09時21分 配信
2020年東京五輪・パラリンピックの“顔”となる大会マスコットのデビューイベントが22日、都内で行われ、2月に五輪史上初めて小学生の投票によりデザインが決定していた各マスコットの名前を発表。藍色の市松模様をモチーフとした五輪マスコットは「ミライトワ」、桜の花びらをモチーフとしたパラリンピックは「ソメイティ」に決まった。
「ミライトワ」は「素晴らしい未来を永遠に」という願いが込められた。「ソメイティ」は桜の代表的品種「ソメイヨシノ」と、英語「so mighty(とても強い)」を組み合わせて誕生。東京都の小池百合子都知事は「日本にふさわしい名前が付いた。カウントダウンが進んでいく中、オールジャパンで機運を醸成していきたい」と期待を込め、競泳のリオ五輪銅メダリスト、瀬戸大也(24)=JAL=は「金メダルを取って、表彰式でミライトワのぬいぐるみを受け取りたい」と、意気込んだ。
命名はデザインよりも商標審査のハードルが高いため、組織委は開発を「docomo」などのブランド名開発の実績がある「ZYXYZ(ジザイズ)」に委託。同社はマスコット投票時の7000件の小学生へのアンケートを基に候補約30案を作成し、9言語のネガティブチェック、国内外の商標調査を経て、最終決定となった。
中川翔子(審査会メンバー)「スッキリしていて可愛くてクールで日本らしくて、今回のマスコットに合った素敵な名前だと思います。このマスコットたちが、世界中の子供たちから愛され、未来永劫歴史に残っていくことを願っています。マスコット審査会の一員として、マスコットの誕生をゼロから見守ってこれたことは、私の人生の中でとても貴重な経験となりました。東京2020大会が盛り上がるよう、これからも何ができるか考えていきたいと思います」
デイリースポーツより