2018年5月28日(月曜日)09時22分 配信
競泳のジャパン・オープン最終日は27日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル平泳ぎで日本代表の渡部香生子(21)=早大=が2分22秒88で優勝した。池江璃花子(17)=ルネサンス=は50メートル自由形と100メートルバタフライを制し、今大会は出場5種目全て優勝。試合後は8月のパンパシフィック選手権に向けて代表の壮行会が開かれ、萩野公介(ブリヂストン)と大橋悠依(イトマン東進)が男女の主将に就任。代表の追加選手は28日に発表される。
今季代表に復帰した渡部が復活優勝。女子200メートル平泳ぎでは、2位だった日本選手権の自身のタイムを0秒02上回り、同大会で優勝した青木らを抑えた。リオ五輪後は故障などもあって不振に陥り「水泳をやめようかと思った」ほど。昨年は代表落ちも味わったが、自信を取り戻した。「はい上がってこられてうれしい。あきらめなければ、こうやって戻ってこられると、伸び悩んでいる人に伝えたい」と、かみしめるように話した。
スポーツ報知より