2018年5月26日(土曜日)09時21分 配信
日本水泳連盟は23日、競泳男子で2016年リオデジャネイロ五輪代表の古賀淳也(30)=第一三共=がドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。古賀は禁止薬物の意図的な摂取を否定したが、暫定資格停止処分で、代表に決まっていた8~9月のアジア大会(ジャカルタ)には出場できなくなった。
古賀の代理人によると、3月2日の世界反ドーピング機関(WADA)による抜き打ち検査でタンパク同化薬の陽性反応が出た。食生活改善のために摂取していたサプリメントに混入していた可能性があり、真相究明を求めて国際水泳連盟に申し立てを行った。
ドーピング違反が確定すれば、競泳の日本代表選手では初めて。古賀は「先のことは考えられない。微量だが(禁止薬物が)出てしまったことを重く受け止めている。非常に混乱している」と苦しい胸の内を明かした。
サンスポより