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電通、初の五輪金メダリストとパートナー契約

2018年4月19日(木曜日)08時43分 配信

電通の子会社でスポーツ関連ビジネスを展開する電通スポーツアジア(本社・シンガポール)は18日、シンガポール初の五輪金メダリストである競泳のジョセフ・スクーリング選手とコマーシャルパートナー契約を締結したと発表した。電通スポーツアジアは、スクーリング選手のマネジメント会社ザ・スクーリング・カンパニーとコマーシャルパートナー、アドバイザリー契約を締結した。具体的な契約期間は明らかにしていないが、長期的にサポートしていく意向という。ザ・スクーリング・カンパニーは、スクーリング選手のプロ転向に際し、ブランディングや知的財産権の管理を目的に両親であるコリン・スクーリング、メイ・スクーリング両氏が2017年に設立した会社。

■マーケティング権などを獲得

電通スポーツアジアの担当者によると、今回の契約を通じて、スクーリング選手の全般的な商業権やマーケティング権、国際大会での各種サポートに関する権利などを獲得し、プロ選手としての活動を支援していく。アドバイザリーは、協賛企業の商品を使用して宣伝するための契約。
電通スポーツアジアの森村國仁社長兼最高経営責任者(CEO)は、「シンガポールを代表するスポーツ選手であるスクーリング氏に協力できる機会をいただき非常に光栄だ。彼の潜在能力を最大限引き出せるよう、当社一丸となってサポートしたい」と話した。
担当者によると、今回の契約締結に際しては、スクーリング選手の方からアプローチがあったという。「20年以上にわたり国際スポーツ関連事業に携わってきた森村社長をはじめ、電通スポーツアジアの域内での豊富な実績などを総合的に評価して当社を選んでいただけたのではないか」と説明している。
電通スポーツアジアは東南アジアではこれまで、16年のリオデジャネイロ・パラリンピックで金メダルを獲得したマレーシア代表3人と同様の契約を結んでいる。
担当者は東南アジアのスポーツビジネス市場について、「今後10年、20年とスポーツインフラがさらに発展し、国際大会が積極的に誘致されることを期待している」と述べた。

スクーリング選手は1995年生まれの22歳。16年に開かれたリオ五輪の競泳男子100メートルバタフライで五輪新記録をマークして優勝。競泳男子で五輪史上最多23個の金メダルを獲得している米国のマイケル・フェルプス選手を破り、シンガポールに初の五輪金メダルをもたらした。
現在、米テキサス大学に在学中で、今年卒業する予定。先月に大学生として参加する全ての大会を終了しており、今後プロの競泳選手としての活動をスタートさせる。8月にはインドネシアで行われる第18回アジア大会に参加するという。

電通スポーツアジアは10年設立。アジア、オセアニア、中東、アフリカ地域でスポーツマーケティングや関連するコンテンツビジネスを展開している。スポーツマーケティングには、放送権やスポンサーシップ、イベント運営・管理、PR、選手エンドースメント(著名な選手などが特定の企業と交わす契約)などが含まれる。

アジア経済ニュースより

 

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