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萩野、200メートル自由形予選棄権

2018年4月5日(木曜日)08時52分 配信

◆第94回競泳日本選手権 第2日(4日、東京・辰巳国際水泳場)

8月のアジア大会とパンパシフィック選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は第2日を迎えた。初日の男子400メートル自由形で2位に終わり、代表入りを決められなかった萩野公介(23)=ブリヂストン=は、エントリーしていた200メートル自由形予選を棄権。5日の200メートル個人メドレー最優先させるため、種目を絞る形をとった。

萩野はこの日、会場入りした後に日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC)とも話して、棄権を決定した。平井HCは「元々400メートルは3日くらい前も出るか出ないかってことで、本人の感覚がいいから出たいということでエントリーした。正直な話、まともに練習できたのは1か月ちょっとしかない」と明かした上で「(200メートルに)引きずらせないように『正直どうなんだ』と聞いたら、気持ちも体もしんどい部分があると。それだったら、2個メ(200メートル個人メドレー)に集中して、場合によっては4個メも出ないというくらいの覚悟でやったらどうだと話した」と説明した。

5日は予定通り出場を予定。平井HCは「あいつの今の状態を考えたら、代表に一発で入れたら、もしかしたら4個メに出さないかもしれない」と、あくまで200メートル個人メドレーでの結果を求めていく考えを示した。

萩野は400メートル自由形で3分48秒47と、派遣標準記録にも1秒59届かない惨敗。「整理するのに時間がかかる。ふがいない。話にならない」と落胆していた。

スポーツ報知より

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