2018年3月19日(月曜日)10時07分 配信
オーストラリア西部のパースで、水泳クラブの巨大な黄色いゴム製のアヒルが風でインド洋に流されて行方不明になり、同クラブは目撃情報の提供を呼び掛けている。このアヒルはコーバーン・マスターズ・スイミング・クラブが所有する黄色い大型ゴム製アヒルで「ダフネ」と名付けられていた。ダフネは同クラブがイベントの準備をしていた今月11日早朝、パースのクージービーチから沖に流された。同クラブのピーター・マー会長は泳いでダフネの後を追ったが引き離されてしまった。マー氏は17日、豪ABCに対し、「私は自分の泳力を過大評価し、自由を望むダフネの気持ちを過小評価していたようだ」と語った。「ダフネはすごい勢いで流れていった」「50メートルほど泳いで追いかけたがそこまでだった。もう追いつけなかった」
クラブはフェイスブックで「失踪」したダフネの情報提供を呼び掛けている。ダフネが戻った暁には謝礼として来年のイベントの無料パスと水泳グッズを進呈するという。マー氏は「身代金を要求されるかも」とおどけてみせた後、ダフネの価格は900豪ドル(約7万4000円)だったと明かした。ABCによると、パースから約440キロ北の港湾都市ジェラルトンでダフネが目撃されたとのうわさがあるという。
AFPより