2018年3月17日(土曜日)08時42分 配信
16年リオ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダルで、同種目の日本記録を持つ金藤理絵(29)=Jaked=が16日、岐阜県庁で引退会見を行った。さらに「昨年結婚しました」と東海大時代の水泳部の先輩と結婚していたことも発表した。
結婚について「一般の方です」と照れながら話した一方、日本代表が金メダルなしに終わった昨夏の世界水泳を「自分が出ていたら、という感情は生まれなくて…。選手としてよりサポートの方がいいと感じた」と複雑な表情で振り返った。約1年7か月悩み抜いた末、来月の日本選手権を前に覚悟を決め、7日に引退届を提出。今後は「子供たちが夢に向かうアドバイスを」と岐阜を拠点に水泳を月1~2回指導するほか、全国での講演会や水泳教室も積極的に行う予定だ。
◆金藤 理絵(かねとう・りえ)1988年9月8日、広島・庄原市生まれ。29歳。東海大卒。2016年9月に岐阜県民栄誉大賞を、11月には広島県民栄誉賞を受賞。ストレス解消法は映画を見て泣くこと。好きな食べ物はフルーツとチョコレート。175センチ、64キロ。
スポーツ報知より