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金藤選手が引退 リオ五輪競泳200平で金

2018年3月14日(水曜日)15時41分 配信

2016年のリオデジャネイロ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた、金藤理絵選手(29)=ぎふ瑞穂スポーツガーデン、Jaked=が7日、日本水泳連盟に引退届を提出した。16日に岐阜市内で記者会見する。
金藤選手は同種目で08年の北京五輪7位。11年4月にぎふ清流国体の強化のため県勢加入。ロンドン五輪出場を逃したがリオ五輪は女子史上初となる日本競泳陣の主将として臨み、県勢2人目となる金メダルを獲得した。14年に岐阜新聞スポーツ賞、リオ五輪後には県民栄誉大賞などを受賞した。
同五輪直後は、岩手国体や短水路の国際大会などに出場したが、17年以降は競技会に出場せず、競技続行か引退かの決断を先送りにしてきた。今夏のパンパシフィック選手権の国内予選を兼ねた、来月の日本選手権のエントリー期限を控えての引退表明とみられる。
県内関係者は一様に驚き、今後の指導者としての活躍に期待した。金藤選手を岐阜に招いた、県水泳連盟理事で県岐阜商高の糸井統監督は「加藤(健志)コーチも含め、県水泳界のレベルを飛躍的に上げた立役者」とたたえ、「彼女に続く選手を育てないといけない気持ちが強まった」と決意を込めた。
古田肇知事は「突然の引退宣言に驚いた。県民に勇気と感動を与えてもらった」、所属先の所在地瑞穂市の棚橋敏明市長も「くじけず、最後までやり抜く心を市民に伝えてくれた」と金メダリストに感謝する。
今春以降、すでにぎふ瑞穂スポーツガーデンでの水泳教室が予定されており、指導者としてのセカンドキャリアが始まる。同ガーデンの事務局がある朝日大の大友克之学長は「県のジュニアスイマーの星であり続けてほしい」と“清流戦士”の一層の輝きを願った。

岐阜新聞社より

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