2016年11月19日(土曜日)17時39分 配信
競泳女子50メートル自由形と同バタフライを、池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=がともに大会新で制して2冠に輝いた。バタフライは「浮き上がりから良かった」という納得の泳ぎで25秒74をマーク。表彰式で金メダルを受け取った8分後、今度は自由形のスタート台に立った。「疲れてはいたけど意地があった」。泳いでる間、左側のレーンにライバルの中国選手2人が先行するのを視界に捉えていた。「2人とも見えて意識しやすかった。前に出られて燃えた」と追走。最後は文字通りタッチの差、0秒01上回り、24秒90でゴールした。
前日の100メートル自由形で日本新の58秒68を出しながら2位に終わった悔しさを、2種目で晴らした。残る個人種目はリオ五輪6位入賞の100メートルバタフライ。目標とする全種目メダルへ「国際大会で結果を出すのが大事」と気を引き締めた。
スポーツ報知より