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池江、100メートル個人メドレーで日本新58秒24

2016年10月27日(木曜日)09時16分 配信

競泳ワールドカップ東京大会最終日(26日、東京辰巳国際水泳場)短水路(25メートルプール)で争う大会。18種目で決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪の女子100メートルバタフライで5位の池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=が、100メートル個人メドレーで58秒24の短水路日本新記録を樹立して2位。この日出場した100メートル自由形で3位、50メートルバタフライでも2位と、この日の出場全3種目で自己ベストを出し、表彰台にも立った。

表彰台で、とびっきりのスマイルを見せた。池江が、100メートル個人メドレーで短水路日本新記録をマーク。2014年に渡部香生子(19)=JSS立石=が樹立した従来の記録を1秒04も更新し、スプリンターとしての才能を見せつけた。

「日本新記録をもちろん狙っていた。アナウンスが流れた瞬間、すごくうれしかった」

100メートル個人メドレーは、短水路ならではの種目。五輪や世界選手権などの世界大会は50メートルプールの長水路で行われるため、主要大会でこの種目は存在しない。それでも、この種目で優勝したリオデジャネイロ五輪で3個の金メダル、1個の銀メダルを獲得したカティンカ・ホッスー(27)=ハンガリー=に0秒77に迫る好タイム。スプリンターとして、今後の活躍に期待がふくらむ快泳だった。

「あこがれは萩野さん。ああいうふうになりたい」と多種目で活躍する萩野公介(22)=東洋大=を目標に掲げる16歳。メインはバタフライと自由形だが、東京五輪で複数種目でのメダル獲得を狙うだけに、この日の活躍は4年後の東京五輪に向けて明るい材料となった。

今後は、来月のアジア選手権、12月の世界短水路(カナダ)に出場予定。「アジア選手権は(東京の)辰巳でやるのでしっかりタイムを出したいし、世界短水路ではさらにタイムを上げてメダルを狙いたい」。まだまだ池江の快進撃は続きそうだ。

サンケイスポーツより

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