2016年10月26日(水曜日)08時54分 配信
競泳の短水路世界選手権(12月、カナダ)の代表選考を兼ねたW杯東京大会(短水路)が25日、東京辰巳国際水泳場で行われ、リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(22=JSS毛呂山)が2冠を飾った。400メートル個人メドレー、200メートルバタフライを制したが「体はテロンテロン。力が入らない。(宿泊する)アパホテルに温泉があるので、早く入りたい」と疲労感をにじませた。
複数種目でメダル獲得を目指す東京五輪を見据えて「タフになりたい」と臨んだW杯転戦。約1カ月で50レースをこなすハードな日程ながら、就寝前にローヤルゼリーを摂取して疲労回復に努めている。「出したいタイムに体がついてこない」と不満は残るが、エース萩野が右肘の手術をして不在の中、日本人唯一の勝利を挙げて輝きを放った。
スポニチアネックスより