2016年6月29日(水曜日)19時19分 配信
リレーメンバーとはいえ、4度目の五輪への切符を確保した。男子200メートル自由形で4位に食い込んだロクテは安心と悔しさの入り交じったような表情を浮かべ、「代表にはなれた。スポーツの最高の舞台である五輪へ行けるのはうれしい」と話した。
第1日の400メートル個人メドレー予選で股関節を痛めた。特に平泳ぎに影響があり、クロールも万全ではなく、「状態は7~8割」。ただ、五輪への強い意気込みを口にする31歳は、代表の座をつかもうと必死だった。2位で折り返したが、徐々にスピードが落ちて最後の50メートルは28秒11。26秒台もいる中で何とか4位を守った。
世界選手権で4連覇している200メートル個人メドレーなど4種目を残している。痛めた股関節が良くならなければ、個人種目での代表を逃す可能性もあるが、「自分はできると信じてやるだけ」と前向きだった。
時事通信より