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「シンクロ」の名称が消滅へ…アーティスティックスイミングに変更検討

2016年6月27日(月曜日)09時22分 配信

シンクロがなくなる!? シンクロナイズドスイミングの名称が、来年にもアーティスティックスイミングに変更されることが分かった。日本代表のグアム合宿を視察した国際水泳連盟(FINA)技術委員会委員で、日本水泳連盟の本間三和子シンクロ委員長(55)が明かした。FINAが名称変更を検討しており、早ければ来夏にハンガリーで開かれる総会で承認される。

約70年の歴史があるシンクロの名称が“消滅危機”に立たされている。この日、日本代表のグアム合宿を視察した日本水連の本間シンクロ委員長によると、国際オリンピック委員会(IOC)から芸術性を意味するアーティスティックスイミングへの変更を求める意見が出されており、FINAも認めざるを得ない状況だという。

「シンクロナイズド(同調した)の表現がそぐわないという指摘をIOCから受けている。(名称が)変わる可能性はかなり高いと思う」

音楽や人に合わせて泳ぐことから、英語で同調性を意味するシンクロナイズドスイミングと呼ばれてきた。ところが、最近では10人で泳ぐコンビネーションなどショーのような要素の強い種目も加わり、同調とはいえない側面が出てきている。

また、五輪には女子しか出場することができず、男女差があることなどを理由に五輪種目から外される可能性が取り沙汰されてきた。IOCからの提案を受け入れなければ、五輪種目から外されかねない状況にある。

日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(65)は「やめてほしいなあ、もう。私のクラブ(井村シンクロクラブ)なんかどうなるんよ。井村アーティスティッククラブ? でも時代の流れには従わないといけない」と渋い表情。今夏のリオデジャネイロ五輪が、シンクロナイズドスイミングの名称が使われる最後の五輪になる可能性は高い。

サンケイスポーツより

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