スウェーデンの38歳、女子競泳史上初6度目の五輪へ

2016年6月23日（木曜日）17時58分 配信

スウェーデン水泳界のスター選手、テレース・アルシャマー（Therese Alshammar）が21日、リオデジャネイロ五輪の同国代表に選出され、女子競泳選手としては史上初となる6度目の五輪に臨むことが決まった。
約20年に及ぶ現役生活の中、国際大会で通算72個のメダルを獲得している38歳のアルシャマーは、今月フランス・カネ（Canet）で行われた競技会の50メートル自由形に出場し、派遣記録の24秒71に0.04秒足りなかったものの、代表に選出された。

スウェーデン水泳連盟（SS）が選考委員に選択の余地を残したことに加え、国際大会で37個の金メダルを手にしている実績もあり、アルシャマーは8月5日に開幕するリオ五輪への切符を手にした。
1996年のアトランタ五輪で初めて五輪に出場したアルシャマーは「カネでのタイムで本当に気持ちが楽になりまし。二度三度時計を確認しました。素晴らしいことです」とコメントした。
2009年に50メートルバタフライで24秒38の短水路世界記録を樹立したアルシャマーは、2000年のシドニー五輪で三つのメダル（50メートルと100メートルの自由形で銀メダル、4×100メートルリレー自由形で銅メダル）を獲得している。

時事通信より