2015年5月26日(火曜日)07時55分 配信
競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC、51)が25日、辞意を示唆した。
日本水連が6月の役員改選で上野広治競泳委員長(56)の交代を検討していることを疑問視した。
20年東京五輪までHC続投が決まっているが、同氏と二人三脚で強化を進めてきただけに「上野さんを代えるなら、僕も代えて欲しい」と、日本水連の検討している人事案について批判的な考えを明確にした。
北島を五輪2大会連続2冠に導いた平井HCの同氏への信頼は厚い。「日本が強くなるため、現場ありきで考えてくれた。強引な案も認めてくれた」。北島の快挙も上野氏の存在があってこそで「上野さんとは一蓮托生(いちれんたくしょう)」と続けた。
世界選手権(ロシア)は2カ月後、リオデジャネイロ五輪は1年後に迫る。「この時期の(競技委員長の)交代は現場が混乱する」と不安を口にした。
日刊スポーツより