2015年5月25日(月曜日)08時42分 配信
日本水泳連盟が、競泳の強化担当の最高責任者である上野広治・競泳委員長を解任する方針であることが24日、分かった。競泳は8月2日に世界選手権が開幕。来夏にはリオデジャネイロ五輪を控える時期だけに異例の人事と言える。
複数の関係者によると後進の育成などが理由。日本水連は今年、役員の改選期を迎えており、27日に開かれる役員候補者の選定委員会で、上野委員長の職を解く提案があるという。新体制は6月の評議員会を経て発足する。
上野委員長は2000年シドニー、04年アテネの両五輪で競泳日本代表のヘッドコーチを務めた。競泳委員長として迎えた12年ロンドン五輪で日本の競泳陣は銀三つ、銅八つの計11個のメダルを獲得した。
朝日新聞社より