世界選手権代表に萩野や入江、中３・池江ら２５人を選出＝競泳

2015年4月14日（火曜日）08時49分 配信

日本水泳連盟（日本水連）は１３日、７月２４日にロシア・カザンで開幕する世界水泳選手権の競泳日本代表選手を発表し、１２日に閉幕した日本選手権で４冠を達成した萩野公介（東洋大）と渡部香生子（ＪＳＳ立石）、入江陵介（イトマン東進）や同大会で中学生としては１９年ぶりの優勝を飾った１４歳の池江璃花子（ルネサンス亀戸）ら２５人を選出した。フリーリレーで選出された池江は１４年ぶりの中学生代表となる。

　日本選手権の決勝で２位以内、かつ日本水連が定めた派遣標準記録を突破した選手に代表権が与えられ、今回は萩野や入江に加え、男子４００・２００メートル個人メドレー、２００メートルバタフライの瀬戸大也（ＪＳＳ毛呂山）、２００・１００メートル平泳ぎの小関也朱篤（ミキハウス）ら１３人が個人種目で派遣記録を突破した。

　会見に出席した日本代表の平井伯昌監督は「１３人はちょっと少ないので、危機感を持っている」と選手たちのさらなる奮起を求めた。また萩野は、世界選手権で金メダルを獲得すれば、２０１６年のリオデジャネイロ五輪の代表に内定するため、「金メダルをとって今年中に代表を決めたい」と抱負を語った。

　日本代表選手、出場種目は以下の通り。

＜男子＞
萩野公介（東洋大）：自由形、個人メドレー
入江陵介（イトマン東進）：背泳ぎ
金子雅紀（ＹＵＲＡＳ）：背泳ぎ
小関也朱篤（ミキハウス）：平泳ぎ
立石諒（ミキハウス）：平泳ぎ
藤井拓郎（コナミスポーツクラブ）：バタフライ
川本武史（中京大）：バタフライ
瀬戸大也（ＪＳＳ毛呂山）：バタフライ、個人メドレー
坂井聖人（早稲田大）：バタフライ

＜女子＞
渡部香生子（ＪＳＳ立石）：平泳ぎ、個人メドレー
金藤理絵（Ｊａｋｅｄ）：平泳ぎ
星奈津美（ミズノ）：バタフライ
清水咲子（ミキハウス）：個人メドレー

＜リレー＞
【男子】
中村克（早稲田大）
塩浦慎理（イトマン東進）
小堀勇氣（東京ＳＣ）
天井翼（東洋大）

【女子】
内田美希（東洋大）
松本弥生（ミキハウス）
池江璃花子（ルネサンス亀戸）
山口美咲（イトマン）
五十嵐千尋（日本体育大）
持田早智（ルネサンス幕張）
青木智美（ＡＴＳＣ．ＹＷ）
赤瀬紗也香（日本体育大）

スポーツナビより