【競泳】入江、完勝で代表内定！「すごい集中」でコース勘違い

2015年4月9日（木曜日）08時55分 配信

競泳　日本選手権（８日・辰巳国際水泳場）

　男子１００メートル背泳ぎ決勝は、日本記録（５２秒２４）保持者の入江陵介（２５）＝イトマン東進＝が５２秒９９で制し、世界選手権代表に内定した。後半５０メートルのスパートでライバルを引き離して完勝。「まだ感覚とのズレはあるが、その中で５２秒台が出た。夏に向け、はまればすごいタイムが出る感触もある」と自信を見せた。

　入場の際、４コースではなく５コースに向かった。スタート前の椅子に腰掛けてから勘違いに気づいた。５コースの金子雅紀（２３）は背後で立ったまま。入江は「こんなの人生初。すごい集中していたのが、変な方向に出てしまったのかも。５コースの選手も、一緒に代表へ入れたから良かった」と胸をなで下ろした。

スポーツ報知より