【競泳】３６歳稲田、１１年ぶりＶ「まだまだやれる」

2015年4月8日（水曜日）08時46分 配信

競泳　日本選手権（７日・辰巳国際水泳場）

　９２年バルセロナ、００年シドニー、０４年アテネの五輪３大会に出場した３６歳の稲田が、非五輪種目の女子５０メートル背泳ぎで１１年ぶりの優勝を飾った。順調なスタートから伸びやかに加速し、２８秒３６でフィニッシュ。大会最年長Ｖとなった。「久しぶりの優勝はうれしいけど、タイムが出なくて残念。（派遣標準の）２７秒台を出したくて、少し力んだかも」と振り返った。

　決勝で競り勝った３位の酒井夏海（スウィン南越谷）は、０１年生まれの１３歳。２３歳差の貫禄を見せた大ベテランは、「彼女が（自分の）子供でもおかしくない年ですね」と笑った。９日決勝の１００メートル背泳ぎでは、派遣標準の５９秒９９切りを目指す。「（ともに４０歳以上の）イチロー選手や黒田選手の活躍を見るけど、まだまだやれるなという感じ。自分もできるところまでやりたい」と力強かった。

スポーツ報知より