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<シンクロ>採点の根拠明確に 国際ルール大幅変更

2014年7月26日(土曜日)10時00分 配信

シンクロナイズドスイミングの国際ルールが今季、大幅に変更されて行われている。目玉は、各種目のテクニカルルーティン(TR)で導入される規定要素ごとの個別採点方式。フィギュアスケートなどを参考にしたといい、主観が入り得る採点種目で「客観性」を高める狙いがある。

 昨季までのTR(100点満点)は、技の正確性などを問う「完遂度」が50点、芸術性などを問う「総合印象点」が50点で構成されていた。完遂度は規定要素が70%、つなぎなど規定要素以外の演技が30%の割合で採点していたが、その配分は審判の「頭の中」で行っていたという。

 今季からのTRは(1)完遂度30点(2)印象度30点(3)規定要素の完遂度40点--で採点。(3)の項目では、スピン、リフトなど5個の規定要素それぞれに技の難易度を表す「難易率」を付け、それに各審判の評価点(10点満点)平均を掛けて得点をはじき出す。フィギュアスケートで技の基礎点に出来栄え点を足して要素点を出す方式と似ている。

 個別採点の導入理由について、日本水泳連盟の本間三和子シンクロ委員長は「採点の根拠をできるだけ明確にしたいという考えがあった」と説明する。兵庫県で6月に行われた国際大会のジャパンオープンでは得点が昨季より低めに出る傾向がみられ、採点が厳格になった様子がうかがえた。

毎日新聞より

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