2014年6月5日(木曜日)09時52分 配信
競泳で12年ロンドン五輪男子200メートル背泳ぎ銀メダルの入江陵介(24)=イトマン東進=ら13選手が4日、欧州グランプリ3大会に参加するため、羽田空港から出発。入江は背泳ぎ以外、2種目に出場すると明かした。
久々の他種目挑戦に心が躍った。100メートル自由形は近大時代にリレーで泳いで以来で、200メートル個人メドレーは近大付高1年時から9年ぶり。泳法はもちろん、背泳ぎと違って上から飛び込むスタートも不慣れだ。「楽しみですね。でも、上から行けるかな。スタートの最終調整をしときます」と冗談交じりに笑った。
昨年9月に椎間板ヘルニアを発症。全身の筋肉をバランスよく動かすため、昨年末から背泳ぎ以外も泳ぎ込んだ。「練習して、試合に出たい気持ちが強くなった」。個人メドレーは19日開幕のジャパンオープン(辰巳)でも出場する。
サッカーW杯日本代表の内田、清武らと親交がある。欧州転戦中に初戦のコートジボワール戦が行われる。「向こうだと日本戦のテレビ中継はないかもしれないし、ネットの速報でチェックします」。大好きなサッカーを気にかけながらも、自身のレベルアップは怠らない。
スポーツ報知より