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【競泳】エースは萩野!東京五輪で史上最強ジャパン!

2013年9月9日(月曜日)10時12分 配信

◆水泳 日本学生選手権最終日(8日、広島市総合屋内プールほか) 水泳の日本学生選手権男子400メートル個人メドレーで、ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(19)=東洋大=が4分11秒23の大会新で優勝。同種目でバルセロナ世界水泳金の瀬戸大也(19)=早大=にリベンジした。萩野は東京を集大成とし、複数の金メダル獲得を誓った。

早朝の吉報に胸が躍った。大会期間中ということもあり、調整前の午前7時に会見に臨んだ萩野は「けっこう得票差もあったみたいで。みんな東京でやることを楽しみにしているんだなと思いました。僕も楽しみです」と笑顔がこぼれた。

今年の日本選手権で個人メドレー2種目など、大会初の5冠を達成。バルセロナ世界水泳でも合計7種目に出場し、2つの銀メダルを獲得した。世界も一目置く19歳は「ロンドン五輪のようにチーム一丸になって臨みたい。目標は複数種目での金メダル。東京は26歳なので、自分の集大成として臨みたい」と意気込んだ。

94年組は競泳界の「ゴールデンエージ」だ。昨年、200メートル平泳ぎで世界記録を樹立した山口観弘(18)=東洋大=に加え、バルセロナの男子400メートル個人メドレー金メダルの瀬戸と、心強いライバルがいる。平井伯昌ヘッドコーチ(50)は「彼らがピークを迎える26歳(前後)で五輪が来る。今までで最強のチームが組める」と期待。萩野も「毎回毎回、みんな速くなっている。自分も負けないように頑張っていきたい」と切磋琢磨(せっさたくま)していく考えだ。

手応えと悔しさを感じたバルセロナから約1か月。大会後はビデオで自分の泳ぎを研究し、平泳ぎを改良。ゆったり泳ぐことで最後の自由形に体力を蓄える作戦に変え、400メートル個人メドレーを圧勝。7日の200メートル同、800メートルリレーも制し、今大会3冠を達成した。仲間と味わう歓喜。「いや~。最高っす。メドレーリレーで米国を倒すことを20年東京五輪の目標にします」。萩野の視線は常に世界を向いている。

◆萩野 公介(はぎの・こうすけ)1994年8月15日、栃木・小山市生まれ。19歳。東洋大1年。生後6か月で水泳を始め、12年ロンドン五輪400メートル男子個人メドレー銅メダル。13年日本選手権では100メートル背泳ぎなど5冠達成。同年バルセロナ世界水泳では、400メートル自由形と200メートル個人メドレーで銀メダル。175センチ、70キロ。家族は両親。

スポーツ報知より

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