国体に向け和歌山県民水泳場が完成

2013年8月30日（金曜日）09時24分 配信

老朽化のため建て替え工事をしていた和歌山県営の秋葉山公園県民水泳場（和歌山市秋葉町）が完成した。2015年開催の紀の国わかやま国体・大会に向けて、県が整備を進めていた。9月1日にオープン記念式典と県ジュニア夏季水泳競技大会がある。一般利用は3日から。

水泳場は地上2階、地下3階で延べ面積2万5206平方メートル。従来は屋外プールのみだったが、新施設のプールは屋内と屋外で、屋内は温水で通年で利用できる。屋外の利用は7、8月のみ。

屋内は50メートルプール10コース、25メートルプール8コース設置し、いずれも水深を調整できる可動床。水深30センチの子ども用プール（約30メートル）などもある。屋外用では、すべり台付きや流水式の遊泳プール、幼児用のプールなどを設置している。

工事は11年7月に着手。総工費は約89億6千万円。国体では競泳と水球競技の会場として利用する。観客は50メートルプールで約2千人を収容できる。駐車場は231台分で、従来に比べ2倍以上に増えた。

利用料金は大人700円、16歳未満の小人400円（7、8月は大人500円、小人250円）。利用時間は午前10時～午後9時。毎週月曜と年末年始は休館。

紀伊民放より