レクローが男子バタフライで2種目制覇、第15回世界水泳

2013年8月4日（日曜日）12時21分 配信

第15回世界水泳選手権（15th FINA World Championships）は3日、スペイン・バルセロナ（Barcelona）で男子100メートルバタフライの決勝が行われ、南アフリカのチャド・レクロー（Chad Le Clos）が51秒06で金メダルに輝いた。

2位は0秒39差でハンガリーのラースロ・チェー（Laszlo Cseh）、3位は0秒40差でポーランドのコンラト・チェルニャク（Konrad Czerniak）がつけた。すでに今大会3個の金メダルを獲得している米国のライアン・ロクテ（Ryan Lochte）は、6位に終った。

ロンドン五輪の金メダリストで21歳のレクローが200メートルバタフライ続いて今大会2個目の金メダルを獲得した中、この日29歳の誕生日を迎えたロクテにとっては残念な結果となった。

レクローは7月31日行われた200メートルバタフライを制しており、同日行われた男子50メートル平泳ぎ決勝では同胞のキャメロン・ファン・デル・バーグ（Cameron Van Der Burgh）が金メダルに輝いた。

2つの金メダルを手にしたレクローは、「夢が叶ったようだ」と喜びを語った。

「五輪後に長期のオフを取ったこともあり、この大会でどこまでできるか確信が持てなかった。31日に金メダルが取れたことで、100メートルに向けて確かな自信を感じることができたんだ」

AFP=時事より