2013年5月26日(日曜日)11時05分 配信
男子400メートル個人メドレーが行われ、7月のバルセロナ世界選手権代表の瀬戸大也(19)=JSS毛呂山=が4分10秒90で、2位のロンドン五輪銅メダリスト萩野公介(18)=東洋大=を破り、優勝した。
自己ベストにはわずかに届かなかったが、瀬戸のタイムは今季の世界ランク3位。「ベストを出したかったけど、全体的にいい感じでペースを刻めた。出し切ったレースじゃないし、まだ上がると思う」。萩野、200メートル平泳ぎ世界記録保持者の山口観弘(18)=東洋大=とは同学年。お互いのライバル意識も強い。特に種目の重なる萩野に対しては「練習ではチームメートだけど、レースではライバル。刺激になる」と対抗心を燃やす。
今後はヨーロッパ遠征を経て、世界選手権へ向かう。「世界選手権までに(萩野の持つ)日本新記録(4分7秒61)ぐらいまで出しておきたい。最高の状態に持って行って、メダルを狙います」。24日に19歳の誕生日を迎えたばかりの“ダイヤ”は、初の夢舞台に向け、輝きを増していく。
デイリースポーツより