2013年4月15日(月曜日)10時29分 配信
◇競泳日本選手権最終日(2013年4月14日 新潟県長岡市・ダイエープロビスフェニックスプール)
男子200メートル背泳ぎの入江は地力の差を見せつけて7連覇を達成した。
万全な状態でない中で、150メートルは先着しながらバサロキックで萩野に逆転された。それでも、「落ち着いて泳げた」と抜き返した。ただ、「勝ち負けは気にしていない。タイムが遅い」とレースには不満げ。「(他種目で)萩野に負けた選手から、なんとか6冠阻止してくれと頼まれていた」とプレッシャーがあったことも明かし「消極的なレースになった。勝負を意識しすぎた」と反省の弁を述べた。
ロンドン五輪後はモチベーションを保つことができずに苦悩が続く。水しぶきを立てない水面をはうような美しい泳ぎは健在だが、「今は心から水泳を好きとは言えない。スイッチが入り切らなくて、心と体が万全ではない」とこぼした。最後は「一からやり直したい」と立て直しを誓った。
スポニチアネックスより